【5月4日 AFP】サッカーイタリア杯2013-14(Italian Cup 2013-14)は3日、決勝が行われ、ナポリ(SSC Napoli)は3-1でフィオレンティーナ(Fiorentina)を下し、2011-12シーズン以来となる通算5度目の優勝を飾った。

 試合開始を前に、少なくとも4人のサポーターが銃撃を受けて負傷し、病院に搬送される事件が起きたと報じられた。

 試合が行われたローマ(Rome)、スタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)のクルバ・ノルド(Curva Nord、北側スタンド)に陣取るナポリのサポーターからはピッチに向け発煙筒が投げ込まれた。「ウルトラス」と呼ばれる筋金入りのサポーターは、ナポリのサポーターが銃撃されたことを受け、選手にプレーしないよう求めていたとみられる。

 この騒動を抑えるため、ナポリのマレク・ハムシク(Marek Hamsik)がサポーターの代表と話し合いを行い、その後ピッチ脇へ戻った。

 試合は前半11分、ハムシクの見事なアシストからロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)がカーブをかけた素晴らしいシュートをファーサイドに蹴り込み、ナポリが先制。

 勢いに乗ったナポリは、ゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が2点目に迫るもゴールライン上でボールをクリアされたが、同17分にはそのイグアインが右サイドからクロスを上げると、遅れて走り込んできたインシーニェがネナド・トモビッチ(Nenad Tomovic)にシュートを当てながらも追加点を決めた。

 主導権をしっかり握ったかと思われたナポリだったが、ボールから目を離した隙にフィオレンティーナに追撃弾を許した。

 同28分、ロングボールを中盤でヨシプ・イリチッチ(Josip Ilicic)がすらすと、ボールはファン・バルガス(Juan Vargas)の元へ。ナポリの守備陣はオフサイドフラッグを待ったが旗は上がらず、バルガスがGKホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)を破り、1点を返した。

 そのまま迎えた後半34分、ナポリはギョクハン・インレル(Gokhan Inler)がイリチッチに対するファウルでこの試合2枚目のイエローカードを受けて10人となり、フィオレンティーナは数的優位に立った。これに乗じたかったフィオレンティーナだったが、試合残り5分でイリチッチが狙ったチップシュートは枠をとらえられなかった。

 その後フィオレンティーナに攻め込まれたものの、ナポリはハムシクとの交代で途中出場していたドリース・メルテンス(Dries Mertens)がカウンターから追加点を挙げ、ここ3年間で二度目となる優勝を確実にした。(c)AFP