【5月2日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ2013-14（UEFA Europa League 2013-14）は1日、準決勝第2戦が行われ、バレンシア（Valencia CF）が3-1で快勝したものの、後半ロスタイムにステファン・ムビア・エトゥンディ（Stephane Mbia Etoundi）がアウェーゴールを奪ったセビージャFC（Sevilla FC）が決勝に進出した。

 第1戦を2-0で先勝していたセビージャだったが、前半にバレンシアのソフィアン・フェグリ（Sofiane Feghouli）に先制を許すと、続いてベト（Antonio Alberto Bastos Pimparel 'Beto'）のオウンゴールで2失点目を喫し、初戦で得たアドバンテージをふいにした。

 後半に入るとバレンシアはジェレミ・マテュー（Jeremy Mathieu）が追加点を挙げ、決勝進出を確実にしたようにみえたが、迎えたロスタイム、セビージャはロングスローからの最後の攻撃で、フェデリコ・ファシオ（Federico Fazio）が繋いだボールをムビアが決めた。

 イングランド・チャンピオンシップリーグ（2部）のクイーンズ・パーク・レンジャーズ（Queens Park Rangers、QPR）から期限付き移籍でセビージャFCに加入しているムビアは、「人生で最高に幸せな瞬間だった」とコメントした。

「信じられないよ。言葉に言い表すことができない」