【5月1日 AFP】サッカーイタリア代表のクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督は、マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の出場を逃すというここ最近の報道に反論し、同選手を全面的に支持すると語った。

 バロテッリは、今季不調のACミラン(AC Milan)の中でその秘めた力をわずかしか発揮できておらず、25日に行われたASローマ(AS Roma)戦では交代時に不満な様子を見せ、試合後にはテレビ解説者と口論した。

 これを受け、イタリア国内のスポーツメディアは、バロテッリがブラジルで負担となるのではないかと報じた。

 浮き沈みはあるものだと語るプランデッリ監督は、代表チームの中では23歳のバロテッリは事実上アンタッチャブルだと示唆した。

 プランデッリ監督は30日付の伊紙コリエレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)で、「利己的な選手は許さない。誰であっても、自分のことにしか興味のない選手は家にとどまることになる。私はチーム内での競争を欲しているし、誰も代表の座は保証されていない」と語った。

 バロテッリについて問われると指揮官は、「時々マリオは失態を犯すが、彼を家に置いておくつもりはない。マリオは代表で二桁得点を挙げている。それは無視できない」と加えた。

 バロテッリの起用に関する疑問が生じたことで、現在イタリア・セリエAの得点王争いでトップに立つチロ・インモービレ(Ciro Immobile)やマッティア・デストロ(Mattia Destro)の代表選出に道が開けることになる。両選手は、プランデッリ監督の選出する代表23の枠の座を争っている。

 しかし、1月に負傷するまで今季18試合で14得点を挙げていたフィオレンティーナ(Fiorentina)のジュゼッペ・ロッシ(Giuseppe Rossi)は、回復が間に合いさえすれば、プランデッリ監督の構想から外れることはほぼなさそうだ。

 ロッシについて監督は、「まだ待っているよ。彼は並外れた選手だ。しかし、時間は迫ってきている」とコメントしている。(c)AFP