【4月29日 AFP】英レストラン業界誌「レストラン(Restaurant)」による「世界のレストラン・ベスト50(World's 50 Best Restaurants)」が28日に発表され、デンマークのレストラン「ノーマ(Noma)」が2年ぶり4回目となる1位に輝いた。昨年のトップ、スペインの「エル・セレール・デ・カン・ロカ(El Celler de Can Roca)」は2位に後退した。

 世界の食通900人により選出されたノーマは、コペンハーゲン(Copenhagen)の港湾エリアにある倉庫を改装した店舗で、スカンジナビア地方の郷土料理を提供するレストランだ。ミシュラン(Michelin)の2つ星を獲得している。

 1位に返り咲いた同レストランのシェフ、レネ・レゼッピ(Rene Redzepi)氏は、授賞式会場となったロンドン(London)のギルドホール(Guildhall)に集まった招待客らを前に、厨房のスタッフは「インスピレーションの源」であり、われわれは「夢のようなチーム」だと述べ、スタッフの献身的な作業に賛辞を贈った。

 また、自分たちが当初「オタク」と呼ばれていたことについては全く気にする様子を見せず、そのおかげで今日があるときっぱり。4回目の受賞であっても決してゴールではなく、まだ多くの発見や記すべきレシピが残されていると語った。

 2002年に賞が誕生して以来、これまでに優勝したレストランは5軒しかない。2002年と2006~2009年がスペインのエル・ブリ(El Bulli、2011年に閉店)、2003と2004年が米カリフォルニア(California)州のフレンチランドリー(The French Laundry)、2005年が英国のファット・ダック(Fat Duck)、2010~2012年がノーマ、2013年がエル・セレール・デ・カン・ロカ。(c)AFP