【4月24日 AFP】国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)は23日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)が異議を申し立てた移籍禁止処分を保留すると発表した。

 今月、バルセロナの若手選手の登録に違反があったとして処分を下していたFIFAは、この移籍禁止を一時的に保留し、同クラブが7月1日に開かれる夏の移籍市場で選手と契約を結ぶことが許されることになると声明を発表した。

 バルセロナはこれを受け、「FCバルセロナは、処分についてクラブが行った控訴を、本日、FIFA懲戒委員会が暫定的に受け入れたことを前向きに受け止める」と声明を発表した。

 バルセロナは、6年ぶりの無冠に終わろうとしている厳しいシーズン送っており、今夏の移籍市場でチームの立て直しに躍起になっている。特にGKのビクトル・バルデス(Victor Valdes)と主将のカルレス・プジョル(Carles Puyol)がシーズン終了後の退団の意思を表明しているため、その代わりとなる選手の獲得が最優先事項となっている。(c)AFP