ニックス、ウッドソンHCを解任
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【4月22日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)のフィル・ジャクソン(Phil Jackson)球団社長は21日、マイク・ウッドソン(Mike Woodson)ヘッドコーチ(HC)の解任を発表した。
ウッドソンHCは、指揮を執った3シーズンで109勝79敗を記録し、チームを2度ポストシーズンに導いた。しかし、今季は37勝45敗と低迷し、イースタンカンファレンス8位の座をアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)に譲り、プレーオフ出場の最後の切符を逃した。
指揮官として、NBA歴代最多となる11回の優勝を誇るジャクソン社長は、先月オーナーらの要請で入閣を果たし、チームの再建に着手していた。
ジャクソン氏は、「私はマイク・ウッドソンと彼の全スタッフに多大なる尊敬の念を抱いている」と述べ、「チームのコーチ陣と選手たちは2013-14シーズンは、非常に苦戦を強いられた。その責任は、一個人が追うべきものではない」と続けた。
「しかし、組織全体として転換期を迎えており、来季以降を見据えて、これからチームを評価し組み立てていく旅路を始める」
ウッドソンHCとコーチ陣の退陣を受け、かつてジャクソン氏が6度優勝に導いたシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で選手として三度のNBA制覇を経験し、同氏が得意とするトライアングル・オフェンスにも精通しているスティーブ・カー(Steve Kerr)氏が次期政権を執る可能性が出てきた。
このため、主力のカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)がニックスに残留するか、NBA制覇のチャンスをより多く得られるチームからのオファーを受けて移籍するかどうかに大きな影響を及ぼすことになるとみられる。
2012年3月に前任のマイク・ダントーニ(Mike D'Antoni)氏からHCを引き継いだウッドソン氏は、2012-13シーズンに54勝28敗で、ニックスを1994年以来となるアトランティック・ディビジョン(Atlantic Division)優勝に導き、プレーオフ2回戦まで駒を進め、球団側が翌シーズンのオプション契約を行使した。
しかし、今季は開幕から3勝13敗と低迷し、プレーオフに向け最後の追い上げもかなわなかった。(c)AFP