【4月21日 AFP】13-14NBAは20日、プレーオフ1回戦(7回戦制)が各地で行われ、王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)が99-88でシャーロット・ボブキャッツ(Charlotte Bobcats)に先勝した。

 ヒートは、レブロン・ジェームズ(LeBron James)がチームが決めた全11本の3ポイントシュートのうち4本に成功するなど27得点9リバウンドを記録、ドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)も23得点5アシストを挙げるなど、両エースが計50得点の活躍を見せ、プレーオフ初戦を制した。

 2季連続でNBA王者に輝くヒートは、1999-2000、2000-01、2001-02シーズンにロゼンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が成し遂げて以来となる3連覇を狙っている。

 しかし、スター軍団を擁するヒートは、レギュラーシーズンを3連敗で締めくくり、イースタンカンファレンスの第1シードをインディアナ・ペーサーズ(Indiana Pacers)に譲った。

 連敗の一因は、エリック・スポールストラ(Erik Spoelstra)HCが、最後の2試合でジェームズやクリス・ボッシュ(Chris Bosh)を温存し、ウェイドもシーズン終盤に欠場したことにある。

 それでもこの日は、「シーズンで最高の時期」とプレーオフを楽しみにしていると語っていたジェームズが、その本気度を明確に示した。

 ジェームズとウェイドは、両者合わせて32本のうち18本のフィールドゴール(FG)に成功した。また、ベンチスタートのジェームズ・ジョーンズ(James Jones)が12得点、同じく控え選手のクリス・アンダーセン(Chris Andersen)が8得点10リバウンドと健闘し、ボブキャッツ最大の得点源と恐れるアル・ジェファーソン(Al Jefferson)に対しても、効果的な守備で封じ込めた。

 試合開始直後は波に乗っていたジェファーソンは、第1クオーターに左の足底筋膜を痛めて足を引きずる様子を見せたが、それでも35分間出場し18点を記録した。

 また、これが2回目のポストシーズン出場で、過去に1勝もしていないボブキャッツは、ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)が20得点を記録した。(c)AFP