【4月17日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ2014(AFC Champions League 2014)は16日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループFのサンフレッチェ広島(Sanfrecce Hiroshima)は2-2で北京国安(Beijing Guoan)と引き分けた。

 後半11分、ピーター・ウタカ(Peter Utaka)のシュートがシャオ・ジアイー(Shao Jiayi)の腕に当たったかに見えたボールがゴールラインを割り、北京が疑わしい形で先制点を挙げた。さらに5分後にはシャオがノールックパスでホフレ・ゲロン(Joffre Guerron)の追加点をアシストし、北京はリードを広げて勝利を手にするかと思われた。

 しかし、北京がサンフレッチェの左からの崩しに拙い守備を見せると、サンフレッチェは石原直樹(Naoki Ishihara)が1点を返し、さらに同じような形から同点弾に絡み、数分の間で試合を引き分けに持ち込んだ。

 同組では前節まで首位に立っていたセントラルコースト・マリナーズ(Central Coast Mariners FC)が、この日行われた試合の後半ロスタイムに主将のジョン・ハッチンソン(John Hutchinson)がオウンゴールを献上してFCソウル(FC Seoul)に0-1敗れた。このため、サンフレッチェ、北京、マリナーズの3チームが勝ち点6で並んでいる。

 一方、グループEではセレッソ大阪(Cerezo Osaka)が0-2で浦項スティーラース(Pohang Steelers)に敗れた。

 前半に李明周(Lee Myung-Joo、イ・ミョンジュ)、後半に金承大(Kim Seung-Dae、キム・スンデ)が得点し勝利した浦項は、勝ち点を11に伸ばして東アジア勢としては今大会初の決勝トーナメント進出決めている。

 同組ではブリーラム・ユナイテッド(Buriram United)が1-0で山東魯能(Shandong Luneng)を下して今大会初白星を挙げ、浦項以外の3チームが勝ち点5で並んでいる。(c)AFP