レッドブルが敗訴、リカルドのオーストラリアGP失格が確定
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【4月16日 AFP】3月に行われたフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の2014年シーズン開幕戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2014)で、ダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)の失格処分に異議を申し立てていたレッドブル(Red Bull)だったが、この訴えが退けられたことが15日に明らかになった。
オーストラリアGPを制したメルセデスAMG(Mercedes AMG)のニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)に次いでレースを2位で終えたリカルドだったが、燃料流量の規定に違反したとして失格となり、レッドブルはこの処分に抗議していた。
国際自動車連盟(International Automobile Federation、FIA)の国際控訴裁判所は14日、6時間に及ぶ審理を行い、メルセデス側がより厳しい処分を要求するなか、裁定を支持する決定を下した。
レッドブル側は、今回の決定を「受け入れた」としながらも「失望」を隠しきれず、今季からチームに加入したリカルドの総合成績は計12ポイントとなり、首位ロズベルグと49ポイント差のまま、20日の第4戦中国GP(Chinese Grand Prix 2014)決勝を迎えることになる。
コンストラクターズランキングで現在4位につけるレッドブルは、ここまで計35ポイントを獲得しているが、首位メルセデスはすでに計111ポイントを記録している。
処分が覆っていれば、18ポイントを獲得したリカルドがドライバーランキングで3位に浮上し、チームもコンストラクターズで2位に浮上することができただけに、控訴審の決定は王者レッドブルに大きな打撃を与えることになった。
レッドブルのクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表は、審理の前に「これらのポイントは重要であり、すべてのポイントが貴重だ」と話していた。
レッドブルは、オーストラリアGPで毎時100キログラムの最大燃料流量を超えていただけでなく、消費率が制限を超過しているとしたFIAのアドバイスに耳を傾けなかったことも問題だと判断されている。
24歳のリカルドは、レッドブル加入一年目で浮き沈みの激しいシーズンを過ごしている。
第2戦マレーシアGP(Malaysian Grand Prix 2014)では、ピットストップの際にタイヤが適切に装着される前に発進したとしてペナルティーを受けたが、13番手でスタートした第3戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2014)では、チームメートのセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)を上回り、決勝を4位で終えた。(c)AFP