【4月15日 AFP】13-14NBAは14日、各地で試合が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は93-114でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に敗れた。

 ウィザーズは、トレバー・アリーザ(Trevor Ariza)が13本中10本のフィールドゴール(FG)に成功し、ゲームハイの25得点を記録する活躍をみせ、本拠地ベライゾンセンター(Verizon Center)で昨季王者のヒートを圧倒した。

 最近の5試合で4敗目を喫したヒートは、イースタンカンファレンスの第1シードをインディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)に譲ることになった。

 レギュラーシーズンも残り2試合となったこの日、昨季の最優秀選手(MVP)に輝いたレブロン・ジェームズ(LeBron James)とセンターのクリス・ボッシュ(Chris Bosh)を休ませたヒートは、今週末から始まるプレーオフに第2シードとして臨む。

 一方、ヒートに対して59パーセントという見事なFG成功率を収めたウィザーズは、3ポイントシュートも29本中14本に成功した。アリーザは5本の3ポイントシュートを決めたほか、ベンチスタートのアル・ハリントン(Al Harrington)が6本中4本の3ポイントシュートに成功するなどして16得点を挙げた。

 また、ネネ・ヒラリオ(Nene Hilario)が18得点、ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)が15得点を記録し、マーチン・ゴータット(Marcin Gortat)が10得点13リバウンドでダブルダブルの活躍をみせたウィザーズは、これで3連勝となった。

 敗れたヒートは、主力を欠くなか、マイケル・ビーズリー(Michael Beasley)が18得点、トニー・ダグラス(Toney Douglas)が14得点でチームをけん引した。太ももの故障による9試合の欠場から復帰2試合目となったドウェイン・ウェイド(Dwyane Wade)は、計18分間の出場で9得点を記録した。

 ウィザーズは前半、FG成功率70.3パーセントの猛攻をみせ、70-48という大差をつけていた。(c)AFP