【4月14日 AFP】チェコ・南モラビア(South Moravia)州のバツェノビツェ(Vacenovice)では、キリスト教のイースター(復活祭)を目前に控え、伝統衣装に身を包んだマリエ・ユクビツコワ(Marie Jukubickova)さんとリュドミラ・ブラサコワ(Ludmila Vlasakova)さんの2人が、爪やすりを使った伝統のイースターエッグ作りに忙しい。

 色を塗った卵の表面を爪やすりで少しずつこすって模様を描いていく手法は同地域に古くから伝わるものだが、現在その技術を受け継いでいるのは、この2人だけだ。2人は70年間、毎年イースターエッグを作り続けているという。(c)AFP