【4月14日 AFP】自転車ロードレース、第112回パリ・ルーベ（112th Paris Roubaix）は13日、パリ（Paris）郊外のコンピエーニュ（Compiegne）からルーベ（Roubaix）間の257キロメートルで行われ、オメガファルマ・クイックステップ（Omega Pharma-Quick Step）のニキ・テルプストラ（Niki Terpstra、オランダ）が6時間9分1秒で優勝を飾った。

 レースは、11選手によるスプリントに絞られたかのように見えたが、テルプストラが残り6キロでアタックを仕掛け、オメガファルマ・クイックステップのトム・ボーネン（Tom Boonen、ベルギー）、トレック・ファクトリー・レーシング（Trek Factory Racing)のファビアン・カンチェラーラ（Fabian Cancellara、スイス）、キャノンデール・プロ（Cannondale Pro）のペーター・サガン（Peter Sagan）ら優勝候補を引き離して一人抜け出し、大方の予想を覆して勝利を飾った。

 20秒差の2位には、チーム・ジャイアント・シマノ（Team Giant-Shimano）のヨーン・デーゲンコルプ（John Degenkolb、ドイツ）、同差の3位にはカンチェラーラが入った。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN