【4月14日 AFP】13-14イングランド・プレミアリーグは13日、第34節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は3-2でマンチェスター・シティ(Manchester City)に勝利した。

「ヒルズボロの悲劇(Hillsborough Disaster)」から25年目の追悼が行われ、特別な雰囲気となった本拠地アンフィールド(Anfield)で、リバプールは優勝争いのライバル、シティとの見ごたえのある点の取り合いを制し、プレミアリーグ創設以降では初となるリーグ優勝へ勢いを保った。

 2位チェルシー(Chelsea)も1-0で10人のスウォンジー・シティ(Swansea City)に勝利したため、首位リバプールとチェルシーとの勝ち点2差は変わらないまま、残り試合は4となった。シティとリバプールの勝ち点差は7に広がった。

 この勝利は、1989-90シーズン以来となるリーグ優勝を自力で決められる権利を引き寄せたという点でも、リバプールにとって大きなものだった。3位のシティは、リバプールとチェルシーよりも消化の2試合少ない。またチェルシーは、2週間後には敵地アンフィールドに乗り込むことになる。

 シティは2点を先行されながらも1度は同点に持ち込んだが、最後はリバプールがフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の決勝点で10連勝を達成した。

 リバプールは前半のラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)とマルティン・シュクルテル(Martin Skrtel)の得点で試合の主導権を握ったが、シティもハーフタイム明けに反撃し、ダビド・シルバ(David Silva)の得点とグレン・ジョンソン(Glen Johnson)のオウンゴールで同点に追いついた。

 それでもリバプールは後半33分、シティの主将ヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)がクリアしきれなかったボールにコウチーニョが反応し、ペナルティーエリア端から低いシュートでジョー・ハート(Joe Hart)の守るゴールを破った。

 後半ロスタイムにジョーダン・ヘンダーソン(Jordan Henderson)がサミル・ナスリ(Samir Nasri)への危険なファウルで退場となったが、残り時間を10人で逃げ切った。

 リバプールを率いるブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督はチームの気迫を称賛し、「素晴らしいパフォーマンスだった。われわれは気持ちの強さと質の高さを十分に見せた」とコメントした。

 41歳のロジャーズ監督はまた、チームにはアンフィールドで高まりつつある優勝への期待に応える力があるとコメントしている。

「これまでも重要な大一番ではプレッシャーにさらされてきたが、われわれがやっているサッカーの質を見れば、それも乗り越えられるのが分かるはずだ」

 またこの試合では、ヒルズボロの犠牲者を悼んでキックオフ前に1分間の黙とうがささげられた。ヒルズボロの悲劇は1989年4月15日、シェフィールド(Sheffield)のヒルズボロ・スタジアム(Hillsborough stadium)で開催されたFAカップ(FA Cup)のリバプール対ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)戦で起こり、96人のリバプールサポーターが押しつぶされて命を落とした。(c)AFP/Julian GUYER