【4月13日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2013-14)は12日、準決勝の1試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は延長戦を終えて1-1で迎えたPK戦の末に4-2でウィガン(Wigan Athletic)を下し、9季ぶりの決勝進出を決めた。

 アーセナルは、GKルカシュ・ファビアンスキ(Lukasz Fabianski)がPK戦で2本のシュートをセーブする活躍を見せ、前回大会(FA Cup 2012-13)覇者のウィガンを退けた。

 昨季決勝でマンチェスター・シティ(Manchester City)を下して優勝しながらも、イングランド・プレミアリーグから降格したウィガンは、後半18分にヨルディ・ゴメス(Jordi Gomez)がPKを決めて先制し、再びウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で最高の一日を過ごすかと思われた。

 しかし、PKを与えたペア・メルテザッカー(Per Mertesacker)が同37分にヘディングシュートで同点ゴールを決めて汚名返上し、得点は1-1のまま延長終了を迎えると、PK戦ではファビアンスキーの独壇場となった。

 同じポーランド出身のヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)の控えに甘んじているファビアンスキが、ウィガンの1人目ギャリー・コールドウェル(Gary Caldwell)と2人目のジャック・コリゾン(Jack Collison)のシュートを連続セーブすると、アーセナルはサンティ・カソルラ(Santi Cazorla)が勝ち抜けを決めるシュートを蹴り込んだ。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「大きなプレッシャーにさらされていたので、安心した。とはいえ、難しい試合になることは分かっていたのでがっかりしてはいない」とコメントした。

 この勝利により、アーセナルはクラブがトロフィーを最後に獲得した2004-05シーズン以来となるFAカップ決勝進出を決め、この日リーグ戦でエバートン(Everton)に4位の座を奪われた痛みを和らげた。

 決勝の対戦相手は、13日に行われるハル・シティ(Hull City)とフットボールリーグ1(3部)のシェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)の勝者となる。

 一方、敗れたウーベ・ロスラー(Uwe Rosler)監督率いるウィガンは、通算7クラブ目となる連覇を逃したが、プレミアリーグ昇格に再び集中することになる。(c)AFP