「欧州は国境が開放されている。彼らはそれに便乗して、私を放り捨てるゴミ捨て場としてオスロを選んだのだろう」と男性は述べたが、「彼ら」の正体に心当たりはないという。

「手首に、とても大きな真っ赤な痕があった。ケーブルを束ねるのに使うプラスチックのひもによるものだ。非常にきつく縛られていたので、今でもその痕が手首に残っている」

 この男性の主張について警察は詳細な言及を避けているが、捜査には暴行・性犯罪担当の部署が当たっている。

 男性は「英語で考え、英語で夢を見ている」と話し、したがって英語圏でしばらく暮らしていたのではないかと語っている。自分のことは何1つ覚えていないが、ノルウェーを訪問したことがこれまでなかったのは確信しているという。

「この国(ノルウェー)に来たことがあったとは思えない」「自分の意思で来たとも思わない。もっと温暖な気候に慣れ親しんでいたからだ。ここの気候はとにかく私にはつらい」と男性は話した。(c)AFP