【4月10日 AFP】13-14NBAは9日、各地で試合が行われ、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)は104-102でミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)を下した。

 ペイサーズは、フランク・ボーゲル(Frank Vogel)HCが先発主力メンバーをベンチに置いたままにしたものの、バックスを破った。

 ここ11戦で8敗を喫していた不振のペイサーズは、試合残り1秒でクリス・コープランド(Chris Copeland)が決めた勝ち越しシュートで勝利を手にした。

 ボーゲルHCは、この日午前の練習中に、リーグ最低成績のバックス戦で先発メンバーをベンチに置くことを明言。オールスターゲーム選出のポール・ジョージ(Paul George)とロイ・ヒバート(Roy Hibbert)、ジョージ・ヒル(George Hill)、ランス・スティーブンソン(Lance Stephenson)、デビッド・ウエスト(David West)の全員が欠場となった。

 ホームのブラッドリー・センター(BMO Harris Bradley Center)の1万3139人の観客の前で、バックスはクリス・ミドルトン(Khris Middleton)が3連続でフリースローを沈め、第4クオーター残り5秒で試合を102-102の同点とした。

 しかし、タイムアウト後、ボールを受けたペイサーズのコープランドが右サイドへドライブを仕掛けると、浮かせ気味のシュートを決め、決勝点を挙げた。

 この勝利でペイサーズは、11日に対戦する王者マイアミ・ヒート(Miami Heat)に0.5ゲーム差をつけてカンファレンス首位に立った。

 ボーゲルHCは、エバン・ターナー(Evan Turner)とルイス・スコラ(Luis Scola)をジョージとウェストに代えてフォワード起用し、ヒバートの入るセンターにイアン・マイミ(Ian Mahinmi)を据え、ガードにドナルド・スローン(Donald Sloan)とラジュアル・バトラー(Rasual Butler)を入れた。スコラは24得点9リバウンド、ターナーは23得点9アシストをそれぞれ記録した。

 ヒート戦を終えた後、ペイサーズはオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)とオーランド・マジック(Orlando Magic)との対戦を控えている。(c)AFP