【4月6日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)は5日、ワールドグループの準々決勝が各地で行われ、英国がイタリアとのダブルスを制し、33年ぶりの準決勝進出に王手をかけた。

 この日は前日第2セットのゲームカウント5-5で日没サスペンデッドとなったアンディ・マレー(Andy Murray、英国)とアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi)の第2試合から始まり、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)覇者マレーが6-4、7-5、6-3で勝利を収め、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 そして続いて行われた第3試合のダブルスで、英国はマレーとコリン・フレミング(Colin Fleming)を送り込むと、スコットランド出身同士のペアは2セットを連取したが、第3セットではイタリアのシモーネ・ボレッリ(Simone Bolelli)/ファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini)組が2度目のブレークチャンスをものにし、1セットを奪い返した。

 迎えた第4セット、英国ペアはゲームカウント1-3とリードされながらもそこから反撃を見せ、3度のブレークポイントをしのいで6-3、6-2、3-6、7-5で勝利を収めた。

 現在世界ランク8位で、四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇るマレーは、1981年以来となる英国の準決勝進出をかけ、6日の試合でイタリア国内ランク1位のフォニーニと対戦する。

 マレーが敗れた場合、最終戦は英国のジェームズ・ワード(James Ward)とセッピが対戦する。勝者は準決勝でスイス対カザフスタンの勝者と対戦する。(c)AFP