【4月5日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)は4日、ワールドグループの準々決勝が各地で行われ、イタリアが英国に先勝したものの、第2試合は日没サスペンデッドとなり、翌日に持ち越された。

 開催国イタリアは初戦で国内ランク1位のファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini)が6-4、2-6、6-4、6-1で世界ランク161位のジェームズ・ワード(James Ward)を退け、対戦成績を1勝0敗とリードした。

 3日に胃腸炎を患っていたアンディ・マレー(Andy Murray)は第2試合に登場し、ナポリ・テニスクラブ(Tennis Club Napoli)のクレーコートでアンドレアス・セッピ(Andreas Seppi)から1セットを先取したが、続く第2セットで苦戦を強いられた。

 日没により5-5で中断された第2セットでマレーは、セットポイントを4回もしのがなければならなかった。

 試合は5日に再開され、この日には英国のコリン・フレミング(Colin Fleming)/ロス・ハッチンス(Ross Hutchins)組とイタリアのシモーネ・ボレッリ(Simone Bolelli)/パオロ・ロレンチ(Paolo Lorenzi)組が対戦するダブルスの試合も控えている。

 イタリア対英国の勝者は、9月の準決勝でスイスとカザフスタンの勝者と対戦する。(c)AFP