【4月4日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長は3日、今後1年間の移籍市場における活動禁止処分を言い渡されたことについて、「重大な不当行為だ」と述べ、今夏の移籍市場で活動する意向を示した。

 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、2009年から2013年までの期間にFCバルセロナが契約した18歳以下の選手10人の契約について、クラブが「深刻」なルール違反を行ったとして制裁を科した。

 バルトメウ会長は、「憤りを感じている。われわれは重大な不当行為の犠牲者だ。彼らは35年間続く模範、すなわちクラブの本質を罰している」とコメントした。

「その模範として思い浮かぶのは、世界年間最優秀選手『FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)』候補常連のシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)だ。FIFAも、われわれがクラブのシステムにおいて子どもたちを育成していることを知っている」

 カタルーニャ(Catalan)自治州を本拠地とするFCバルセロナは、今回の裁定について、まずFIFAの上訴委員会に異議を申し立て、処分が撤回されなければ、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)に提訴すると発表している。

「これまで弁護士と話し合いを行い、FIFAに訴えることにした。もしFIFAが制裁を続けるのであれば、CASに新たな訴えを起こし、来年も(選手と)契約できるようにする」

「来季の事は心配していない。われわれの計画は、まったく同じ方法で続けられる。上訴して、慎重な法的処置を求める」

「われわれは弁護団に多大な信頼を寄せている。彼らは、制裁が解除される数々の根拠があるとしている」

 バルトメウ会長はまた、今季終了後の退団を表明しているGKビクトル・バルデス(Victor Valdes)の後釜として、ドイツ代表のGKマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)の獲得と、同じくチームを退団するカルレス・プジョル(Carles Puyol)に代わるディフェンダーと契約間近であることを明らかにした。