【4月1日 AFP】日本で1日、ビールやすしから車や家電製品に至るまで全ての商品やサービスに適用される消費税率が、5%から8%に引き上げられた。消費税の増税は17年ぶり。膨大な財政赤字の解消を狙ったものだが、一方では増税に伴う消費の落ち込みを懸念する声もある。

 政府は消費税率をさらに10%まで引き上げる計画だが、それでも一部の国と比べれば控えめな税率だ。

 前回の消費税率引き上げが行われた1997年以降の日本では、アジア通貨危機などの他の要因と相まって、買い控えやデフレ、景気低迷が続き、長期におよぶ経済不況に陥った。(c)AFP