【4月1日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2013-14（UEFA Champions League 2013-14）準々決勝、マンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）との第1戦を翌日に控えたバイエルン・ミュンヘン（Bayern Munich）のジョゼップ・グアルディオラ（Josep Guardiola）監督は31日、国内リーグでのユナイテッドの低迷に気を回しすぎることの危険性を語った。

 ユナイテッドは現在、イングランド・プレミアリーグの上位4チームに勝ち点10差を離されており、来季の欧州チャンピオンズリーグ（UEFA Champions League 2014-15）の出場権を獲得するには、この大会でのタイトルが必要になる可能性が高い。

 しかしながら、ユナイテッドのホーム戦での躍動には目を見張るものがある。グアルディオラ監督は、決勝トーナメント1回戦の第2戦でオリンピアコス（Olympiacos）を3-0で下し、2点ビハインドの形勢を逆転させたユナイテッドを軽視してはいけないという。

 敵地マンチェスター（Manchester）で行われた記者会見でグアルディオラ監督は「われわれはマンチェスター・ユナイテッドと戦うことになるが、現在の状況に関係なく、世界で最も重要なクラブであることは間違いない」と語った。

「心の奥底では、どういうチームと対戦するのか分かっている。今季のプレミアリーグではいいプレーができていないかもしれないが、チャンピオンズリーグでは非常によくやっていた」

「そして、（ウェイン・）ルーニー（Wayne Rooney）や（リオ・）ファーディナンド（Rio Ferdinand）、（ネマニャ・）ビディッチ（Nemanja Vidic）やライアン・ギグス（Ryan Giggs）、そして（ダニー・）ウェルベック（Danny Welbeck）やチチャリート（ハビエル・エルナンデス（Javier Hernandez）の愛称）を考えると、私は彼らをよく知っているし、こういった選手の質も理解している」

「今季、彼らは活躍できていないのかもしれない。ここ（イングランド）にいないのでその理由は分からないが、1試合や2試合くらいはベストなプレーが出るはずだ。彼らはわれわれに勝つことができる、それが真実だ」