米露外相、ウクライナ問題協議も合意には至らず
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【3月31日 AFP】ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官とセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相は30日、仏パリ(Paris)でウクライナ問題について協議したが、合意には至らなかった。
米露外相協議は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の突然の申し入れによって28日に行われたバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領との電話会談で、プーチン氏が同問題に対する外交的解決策の模索を提案したことを受け、実施された。
協議の内容についてラブロフ外相は、「建設的」だったとし、今後も協議を継続するとの意向を表明。一方で、米露がそれぞれウクライナ危機の鎮静化を目指した案を提示したものの、問題の本質については一致できなかったと説明し、解決の鍵となるのはウクライナの連邦化だとするロシア側の主張を改めて強調した。
一方のケリー長官は、ロシア側にウクライナ国境からの軍撤退を求めるとともに、ウクライナの今後に関する協議はウクライナ政権の指導者を含めたものでなければならない、と述べた。
ロシアがウクライナのクリミア(Crimea)半島の併合を宣言し、ウクライナ東部の国境付近に大規模な軍配備を進めたことから、米国および同盟国はロシアに対し相次いで制裁を打ち出している。(c)AFP/Jo BIDDLE and Karim TALBI