【3月28日 AFP】欧州サッカー連盟(Union of European Football AssociationsUEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長は27日、国際サッカー連盟(FIFA)の会長選で、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)現会長に勝てる唯一の対抗馬になれるのは自分だと語った。

 しかし、元フランス代表の名選手であるプラティニ会長は、来年の会長選に立候補するかどうかまだ明言していない。

 プラティニ氏は、カザフスタンのアスタナ(Astana)で開かれたUEFAの定例総会で、AFPを含む記者を集めてインタビューの場を設け、「ブラッター会長を倒せるのは1人しかいない」とコメントした。

 これについて質問すると、プラティニ氏は自分がその1人だと答えた。

 78歳のブラッター会長は、1998年からFIFAの会長を務めており、来年の再出馬については正式に表明していないが、今年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝の時期までには、立候補するかどうかを決断するとみられている。

 2007年にUEFA会長に就任したプラティニ氏は、総会でこれから欧州各国の代表者と話し合い、出馬の可否を決断すると述べた。