【3月27日 Relaxnews】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)は、朝のにぎわいを夜の時間帯にも実現しようと、ワインやデーツのベーコン巻きといった夜向けのメニューの提供を米国内の特定の店舗で開始すると発表した。

 スターバックスは数年前からシアトル(Seattle)市内の1店舗限定でビールとワインの提供を行っていたが、米ブルームバーグ(Bloomberg)によると、今後数年かけてアフター5のカクテルメニューを全米数千店舗に拡大する計画という。

 現在のところ、シカゴ(Chicago)、アトランタ(Atlanta)、ロサンゼルス(Los Angeles)、ポートランド(Portland)、シアトル、ワシントンD.C.(Washington D.C.)の26店舗で、マルベック(Malbec)ワインやブルー・ブリーチーズのプレート、アーティチョークとゴートチーズのフラットブレッド、パルメザンをまぶした鶏の串焼きなどを注文することができる。

 スターバックスの夜メニューは午後4時から提供が開始され、街のいたるところにある店舗を昼と同様、夜もにぎわう場所にすることを目的としている。

 メニューには他にも、トリュフ入りマカロニチーズやチョコレートフォンデュなどがある。

 コーヒー店として成功したスターバックス。この動きにはまだ成長の余地のある市場に進出する狙いがある。(c)Relaxnews/AFPBB News