【3月27日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が、母国アルゼンチンのサッカー協会(Argentine Football AssociationAFA)を非難し、協会幹部は「パキスタンと同じ程度しかサッカーを知らない」とこき下ろしている。

 現在53歳のマラドーナ氏は、1986年のW杯メキシコ大会(1986 World Cup)でアルゼンチンを優勝に導き、2010年の南アフリカ大会(2010 World Cup)では同国代表監督を務めたが、準々決勝でドイツに0-4で大敗して大会から姿を消した。

 サッカー界の象徴の1人であるマラドーナ氏は、スペイン1部リーグ、イタリア・セリエA、アルゼンチン1部リーグでタイトルを獲得したが、そうした選手時代と同様の成功を監督業で収めることはできていない。

 4年前のW杯での敗退直後、マラドーナ氏はAFAのフリオ・グロンドーナ(Julio Grondona)会長とカルロス・ビラルド(Carlos Bilardo)総監督によって解任されたと語り、協会との不和を公にした。

 それから4年が経つ今も、マラドーナ氏はそのことを許しておらず、かつての雇い主であるAFAを、世界ランク158位のパキスタンのサッカー連盟(Pakistan Football FederationPFF)を引き合いに出して非難した。

 ドイツのスポーツ雑誌「スポーツ・ビルト(Sport Bild)」で、マラドーナ氏は「AFAは私を汚いぺてんにかけた。本当なら今回のW杯(ブラジル大会(2014 World Cup))でも私がアルゼンチンを率いていたはずなんだ。ところが今の協会の幹部連は、パキスタンの連盟と同じ程度しかサッカーを知らない」と語った。

「彼らは何一つ分かっていないんだ」

「誤解しないでほしいが、パキスタンにだってもちろん良い部分はたくさんある。しかし彼らがW杯本大会に出たのは見たことがない」

「言いたいのは、今のアルゼンチンの協会の幹部たちは、パキスタンと同レベルだということだ」

 ブラジル大会でグループFに入っているアルゼンチンは、6月15日のチーム初戦でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し、その後にイラン、ナイジェリアと対戦する。(c)AFP