NTTデータ、バチカンの手書き文献を電子化へ
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【3月21日 AFP】バチカン(ローマ法王庁)の図書館が所蔵する世界の古い手書き文献を、日本のNTTデータ(NTT DATA)が電子化して保存することになった。
文献の電子化は、バチカン図書館の文献を無料で閲覧可能にする国際プロジェクトの一環。20日にバチカンで記者会見を行ったNTTデータによると、歴史的文献3000点を電子化し、4年をかけてインターネット上にアップロードしていく。プロジェクト費用は1800万ユーロ(約25億円)だという。
バチカン図書館の司書兼公文書管理人のジャンルイ・ブルージュ(Jean-Louis Brugues)氏は「電子化される文書はコロンブス以前のアメリカ大陸のものから、中国や日本など東アジアのものまで、欧州に活気を与えてきたすべての言語や文化に通じたものだ」と語った。
バチカン図書館では数年前に所蔵書籍の電子化を開始した。今回のNTTデータとの契約により、2018年までに電子化される文献は計1万5000点となる。
NTTデータの岩本敏男(Toshio Iwamoto)代表取締役社長は、2~20世紀に書かれた書籍約8万点と4100万ページの電子化と保存を率いる作業に参加できることを喜んでいると述べた。(c)AFP