【3月21日 AFP】米大リーグ(MLB)、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)のアロルディス・チャップマン(Aroldis Chapman)投手が、オープン戦で顔面に打球を受けたことにより、6~8週間チームを離脱することになった。20日、医師が明らかにした。

 26歳の左腕チャップマンは、19日夜に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)とのオープン戦で、サルバドール・ペレス(Salvador Perez)の打球を顔に受けた。

 左目の上を骨折し、マウンドで血を流したチャップマンは近くの病院へ運ばれた。20日に行われる手術では、頭部にプレートを埋め込んで損傷の回復を目指すという。

 レッズのブライアン・プライス(Bryan Price)監督は同日、脳への損傷、あるいは深刻な目の負傷がなく、チャップマンがキャリアを再開できる見通しであることに喜んでいると語った。

「かなりほっとしている。脳や目に異常はなかった。完全復活できると前向きに考えている」

 レッズの医療責任者であるティモシー・クレムチェク(Timothy Kremchek)氏によれば、チャップマンは22日には退院する見込みで、今年中にマウンドに復帰できることは間違いないものの、5月以降になるという。(c)AFP