■電話の記録も捜査対象

 マレーシア航空のアフマド・ジャウハリ・ヤヒヤ(Ahmad Jauhari Yahya)最高経営責任者(CEO)は17日、乗員乗客が電話をかけようとした証拠はないと発表しつつも、「数百万件に上る記録」を確認していく必要があることを認めた。「捜査の一環で実施している」としたが、どういった種類の記録を確認しているのかという詳細については触れなかった。

 さらにこの謎を深めたのは、親族らが乗員乗客の携帯電話に電話をかけたところ、呼び出し音が鳴ったとの中国での報道だ。しかし専門家らは、呼び出し音が聞こえたからといって電話が機能していたとは限らないという見方を示している。(c)AFP/Daniel ROOK