バイエルン元会長のヘーネス氏、検察が上訴せず刑が確定
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【3月18日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の元会長ウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)氏が脱税で有罪となった裁判で、検察側は17日、上訴しない方針を表明し、同氏の収監が決まった。
検察は、62歳のヘーネス氏に下された禁錮3年6月の判決に異議を申し立てないとの声明を発表した。
4日間にわたる2850万ユーロ(約40億円)に及ぶ脱税の裁判で、サッカーの名選手としても知られたヘーネス氏が有罪となったニュースは、サッカーの盛んなドイツで大きな話題となった。
ヘーネス氏は、自白する見返りに起訴を免れる道を模索していたが、長年のめりこんでいた株のギャンブルや外国為替などで稼いだ財産をスイスの銀行口座に隠していることを認めた。
同氏は判決が言い渡されたあと、当初は行う予定だった上訴を保留し、ミュンヘン(Munich)南部にある裁判所を退出した。
しかし、その翌日に上訴を断念し、40年にわたり過ごした王者バイエルンの会長と監査役員を辞職すると発表している。
もっと長い服役期間を訴えてきた検察側も、上訴を検討していた。
検察側は声明で、「ミュンヘン検察は、ウリ・ヘーネス氏に対する脱税詐欺の刑事訴追について、判決を不服とする上訴を行わないこととする」と述べた。
ヘーネス氏が収監される日にちは、まだ決定していないが、服役は数週間以内に開始されるとみられる。(c)AFP