【3月17日 AFP】ロシア東部シベリア(Siberia)連邦管区のクラスヌイ・ベリカン(Krasny Velikan)村で先週末、密造酒によるアルコール中毒で14人が死亡した。地元保健当局が発表した。さらに11人が入院し、うち3人は重体だという。

 エチルアルコール入りの酒を飲み中毒を起こしたとみられ、入院患者らは腎機能障害の治療で行われる血液透析を受けているという。

 ザバイカル(Zabaikalsky)地方の知事は事件を受け、医師団、捜査官、非常事態省職員らと共に空路で現地入りした。

 ロシアではアルコールの乱用がまん延しており、不純物入りの酒や凍結防止剤を飲む者までいる。(c)AFP