ヘーネス氏がバイエルン会長を辞任、有罪判決に上訴せず
このニュースをシェア
【3月15日 AFP】脱税で有罪判決を受けたウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)氏が14日、判決に上訴せず、ドイツ・ブンデスリーガ1部の強豪バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の会長と理事職を辞任すると発表した。
名声が地に落ちたヘーネス氏は声明で、「脱税は私の人生において間違いだった。今回の過ちの報いを受ける」と発表している。
ミュンヘン(Munich)の裁判所は13日、巨額の脱税の罪で62歳のヘーネス氏に禁錮3年6月の判決を言い渡し、このニュースはサッカーが盛んなドイツ国内の注目を集めていた。同氏は上訴が保留の間は拘束されず、保釈の身となっている。
ヘーネス氏は、スイスの銀行口座に、長年のめりこんでいた株のギャンブルや外国為替などで稼いだ財産を隠していることを認めていた。そして裁判所は、同氏が2850万ユーロ(約40億円)の所得をごまかしていたと指摘した。
ヘーネス氏は、「家族と協議した結果、私は自分の税金問題についてミュンヘン地方裁判所の判断に従うことに決めました」とコメントした。
「弁護士には上訴しないように指示しました。これが私の良識と行動、個人責任の理解であるとします」
「それに加え、即座にバイエルン・ミュンヘンの会長と監査役員の職を辞任します。クラブに悪影響を及ぼすことは避けたいと思います」
そしてヘーネス氏は、「バイエルン・ミュンヘンは私のライフワークであり、これからもずっとそうです」と述べ、友人やクラブサポーターに感謝の意を伝えた。
「生きている限り、私はこの偉大なクラブとその関係者の方々にすべてをささげます」
これまでバイエルンをはじめ、アウディ(Audi)、アディダス(Adidas)、フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)、アリアンツ (Allianz)、ドイツテレコム(Deutsche Telekom) など主要スポンサー及び株主は、1年前に脱税スキャンダルが発覚して以来、ヘーネス氏を擁護していたが、判決後は無言を貫いていた。(c)AFP