【3月14日 AFP】内戦が始まって3年となるシリアの平和を願い、英ロンドン(London)をはじめとする世界の主要都市では「#WithSyria」と題されたキャンペーンが展開中だ。このキャンペーンでは、世界的に有名な英国のストリートアーティスト、バンクシー(Banksy)の代表作の1つ「バルーンガール(Balloon Girl)」をモチーフとした作品が用いられている。

 ロンドンのトラファルガー広場(Trafalgar Square)では13日、広場に立つネルソン記念柱(Nelson's Column)にバンクシー作品の投影が行われ、また同国国会議事堂や米ニューヨーク(New York)のタイムズスクエア(Times Square)でも作品と同じように人々が赤い風船を空に放つ様子が見られた。このバンクシーの作品には、「希望は常にある(原文:There Is Always Hope)」という願いが込められているという。

 シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)よると、シリアではこれまでに14万人以上の犠牲者が出ているという。(c)AFP