ガーナ国内リーグで副審が暴行死か、警察が捜査開始
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【3月13日 AFP】ガーナのサッカー国内リーグ戦で、試合の副審を務めた男性が議論を呼ぶ判定を下して暴行を受け死亡したとされる事件が起き、同国の警察当局は12日、捜査を開始することを発表した。
7日に死亡が確認された被害者の男性は、2日にガーナ西部の町ボーディ(Bordie)で行われた2部リーグの試合で副審を務めた。
ガーナ・サッカー協会(Ghana Football Association)の担当者は、副審の男性は物議を醸す判定を下した後に暴行されたが、すぐには治療を必要としなかったとしている。
同国西部の警察当局は、捜査官らは今週結果が出る予定の検死の詳細を待っている状態だという。
しかし当局は、この男性が試合時に負ったけががその後の死亡に結びついたかどうかは、まだ分からないとコメントしている。
サッカー協会側は、AFPの取材に対し「現時点では、ホームとアウェーどちらのチームが(副審の)男性を襲撃したのかすら明らかになっていない」と語っている。
警察側は、通常ガーナ西部で行われるプロ選手の試合では警備を行うことができるが、問題の試合ではクラブから「特に警備の要請がなかった」ため、人員を配置しなかったとしている。(c)AFP