【3月13日 AFP】(一部更新)米ニューヨーク(New York)市マンハッタン(Manhattan)北部イーストハーレム(East Harlem)で12日午前9時30分(日本時間同日午後10時30分)ごろ、ガス漏れが原因とみられる爆発があり、住居ビル2棟が倒壊した。市や病院当局からの情報によると、少なくとも3人が死亡、63人が負傷したという。ただ確認が取れていない住民もまだ多く、今後さらに負傷者が増える可能性がある。

 ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)ニューヨーク市長は記者会見で、「最悪の悲劇」とコメントし、住民多数の安否確認が取れていないことを明らかにした。ビルの倒壊現場には警察官数百人と消防隊員250人以上が現場にかけつけ、必死の消火・救助活動を続けている。

 爆発が発生する直前、現場となった116丁目とパークアベニュー(Park Avenue)近くの2棟のビルに隣接する別のビルの住人から、朝9時13分ごろ、ガス・電気会社のコン・エジソン(Con Edison)にガス臭がするとの通報が入っていたという。

 爆発は通報から約15分後に発生し、現場は大きな炎と濃い煙に包まれた。 (c)AFP/Mariano Andrade