【3月9日 AFP】世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)第2戦、キャデラック選手権(Cadillac Championship)に参戦中の松山英樹(Hideki Matsuyama)が8日、イングランドのイアン・ポールター(Ian Poulter)から「ばかやろう」とマナーを批判され、3日目のラウンド開始前に謝罪した。

 松山はこの日、ポールターと同組で回る予定になっていたため、練習場で通訳と一緒にポールターに近づき、わだかまりを解くために謝罪すると、2人はそろって難コースへ出て行った。

 ポールターが怒っていたのは、世界ランキング22位の松山が前日の13番で、パターで傷めたグリーンを直さなかったからだった。

 松山の1つ後の組で2日目を回っていたポールターは、ツイッター(Twitter)に「マツヤマは13番で、約1.5メートルのパターの際にグリーンをえぐった。それにもかかわらず直していかなかったから、審判が元に戻さなくてはならなかった」と投稿した。

「まだパットする選手が残っているのに、なぜマツヤマは穴をそのままにしていったのか。おかげで審判を呼んで直さなくてはならなかった。ばかやろうだ」

「私は聖人ではないし、真っ先に指摘する資格はないかもしれない。しかしあれは不愉快だ。私だったら1.5メートルのパットでグリーンをえぐるようなことはしないし、あとの選手に迷惑をかけることもしなかった」

 松山は3日目を終えて通算オーバーの21位タイにつけている。(c)AFP