【3月9日 AFP】アルペンスキーW杯2013-14は8日、スロベニアのクランスカ・ゴーラ(Kranjska Gora)で男子大回転第7戦が行われ、米国のテッド・リゲティ(Ted Ligety)が優勝した。

ソチ冬季五輪で同種目の金メダルに輝き、アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships)でも通算2度の優勝を誇る29歳のリゲティは、合計タイム2分30秒80を記録し、スロベニアのリゾート地であるクランスカ・ゴーラ(Kranjska Gora)でW杯通算22勝目を挙げた。

 リゲティと0秒18秒差の2位で通算37勝目を逃したものの、ベンヤミン・ライヒ(Benjamin Raich、オーストリア)が2年ぶりの表彰台入りを果たし、0秒25差の3位にはヘンリク・クリストファーセン(Henrik Kristoffersen、ノルウェー)が入った。

 この勝利でリゲティは、大回転の種目別優勝争いで首位に立つマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)に50点差まで迫っている。

 一方、個人総合3連覇を目指すヒルシャーは、この日を4位で終え、現在総合首位を走るアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal、ノルウェー)との差を41点に縮めている。(c)AFP