【3月8日 AFP】サッカーギリシャ代表の23選手は7日、今年1月と2月の地震で被災した同国ケファロニア島(Cephalonia Island)にある老人福祉施設の復旧費用として、1か月分の賃金を寄付すると発表した。

 代表選手らは「ルーマニアと共に2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選プレーオフに参加したわれわれ23人は、リクスリオン(Lixouri)の老人福祉施設の復旧のため、(W杯本大会出場を決めた)2013年11月分の賃金を寄付することを決めた」ことを明らかにした。

 この老人施設は相次いだ地震で大きな被害を受け、入居者は一時的に別の施設に避難している。代表選手らは、「36人のお年寄りが家をなくしたことを考えると、ただただショック。僕たちには援助をする義務があるし、そうすることで被災した人々が人間らしい環境で生活することができる」としている。

 ギリシャは欧州の地震多発国として知られている。イオニア海(Ionian Sea)のリゾート地であるケファロニア島では今回の一連の地震で、多くの住居や学校などの公共施設が大きな被害を受けた。

 今月マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)決勝トーナメント1回戦の第2戦を控えているギリシャ1部リーグ王者のオリンピアコス(Olympiacos)は先月、当局が約50万ユーロ(約7100万円)と試算しているケファロニア島の学校の復旧費用を提供すると発表していた。(c)AFP