【3月8日 AFP】世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)第2戦、キャデラック選手権(Cadillac Championship)は7日、米マイアミ(Miami)州ドーラル(Doral)のトランプ・ナショナル・ドラール (Trump National Doral)で2日目が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が通算1アンダーで首位タイにつけた。

 合計36ホールを終え順位表の首位の座は混み合っており、第2ラウンドで2オーバーとしたジョンソンは、同じ米国勢のパトリック・リード(Patrick Reed)、マット・クーチャー(Matt Kuchar)、ハンター・メイハン(Hunter Mahan)と並んでいる。


 北アイルランドのロリー・マキロイ(Rory McIlroy)は、イーブンパーで5位タイにつけている。

 一方、前年王者のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、難しい状況の中5オーバーでホールアウトし、オーバーパーのスコアにもかかわらず第1ラウンドからの順位を28押し上げ、25位タイで2日目を終えた。キャデラック選手権で、昨年ウッズは通算7度目の優勝を経験している。

 米国と欧州による男子ゴルフの対抗戦、ライダーカップ(Ryder Cup)の様相を呈してきた2日目、マキロイをはじめとする欧州勢のジェイミー・ドナルドソン(Jamie Donaldson、ウェールズ)、グレーム・マクダウエル(Graeme McDowell、北アイルランド)、そしてフランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari、イタリア)が5位タイに並んでいる。

 天候に恵まれなかったドラールのコースで、ドナルドソンはこの日の最小ストローク70を記録した。

 初日は激しい嵐により午後のプレーが一時中断し、日没サスペンデッドとなっていたため、この日は第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。時速32キロという強風のため、両ラウンドの選手のスコアは伸び悩んでいる。第2ラウンドだけでも、100個以上のボールが池に落ちる結果になった。(c)AFP