【3月5日 AFP】ウクライナのクリミア(Crimea)半島でロシア軍部隊が活動しているとの情報をウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領が否定したことについて、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は4日、ロシアには「誰もだまされない」と述べた。

 オバマ氏は訪問先の米首都ワシントン(Washington D.C.)の小学校でウクライナ情勢について演説し、欧州連合(EU)をはじめ、カナダや日本などの同盟諸国も、先月22日にウクライナのビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領が解任された後にロシアが軍を派遣したのは国際法違反だと考えていると指摘した。

 さらにオバマ氏は、「プーチン大統領は、普通とは違う法律家を抱え、普通とは違う法の解釈をしているようだ。だが私は、それには誰もだまされないと考える」と述べた。(c)AFP/Nicolas REVISE