高橋がフィギュア世界選手権欠場を発表
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【3月5日 AFP】日本スケート連盟(Japan Skating Federation)は4日、高橋大輔(Daisuke Takahashi)が右ひざの故障により、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2014)を欠場すると発表した。
2010年の世界選手権で優勝している高橋は、羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が金メダルを獲得したソチ冬季五輪の男子シングルで6位だった。
日本スケート連盟によると、高橋はソチ(Sochi)から帰国後、右ひざの慢性関節炎と診断され、5、6週間の安静が必要としている。
27歳の高橋は「日本で開催する世界選手権で、選ばれたからには無理をしてでもと悩みました」とコメントした。
「しかし、安静に治療することが必要で、今後も自分のひざとは長い付き合いをしなければならないため、とても残念ですが欠場を決めました」
「できるだけ早く復帰を果たし、皆さまの前でスケートができるよう、治療に専念します」
高橋は4月と5月に行われるアイスショーに参加したあと、競技生活を続けるかどうか考えると明らかにしている。
日本スケート連盟は、高橋に代わって小塚崇彦(Takahiko Kozuka)が埼玉で開催される世界選手権に出場すると発表した。
今回の世界選手権では、高橋の欠場が発表される前に、ソチ五輪の銀メダリストで大会3連覇中だったパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)が欠場を表明していた。
また、アイスダンスではソチ五輪の金メダルを獲得した米国のメリル・デイビス(Meryl Davis)/チャーリー・ホワイト(Charlie White)組と、同じく銀メダルを獲得したテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組も不参加を表明している。(c)AFP