【3月4日 Relaxnews】グルテンフリー食品、ギリシャヨーグルト、絶品アイスクリームといった食のトレンドが、次々と機内食にも進出している。

 米ユナイテッド航空(United Airlines)の新メニューでは、サラダドレッシングから、スープ、フルーツやナッツのバーにいたるまで、グルテンフリー食品が選択可能になる。

 このオプションサービスは米国内線と米国と中米などを結ぶ長距離路線のプレミアムキャビンの乗客に提供される。また、エコノミークラスでもグルテンフリーのスナックボックスが購入できるようになるという。

 小麦やライ麦、大麦、オーツ麦を含まない食事はユナイテッドの他にも、米アメリカン航空(American Airlines)、エア・カナダ(Air Canada)、米デルタ航空(Delta Air Lines)、シンガポール航空(Singapore Airlines)で提供が始まっている。

 さらに、ユナイテッドのプレミアムキャビンの乗客には、通常のヨーグルトが、濃厚な味と食感が人気のギリシャヨーグルトにアップグレードされる。「チョバーニ・フリップ(Chobani Flip)」のギリシャヨーグルトは、北米内のフライトと、中米行きのフライトの朝食で提供される。

 一方、今月に新メニューを発表した米格安航空会社ヴァージン・アメリカ(Virgin America)は、米サンフランシスコ(San Francisco)で人気のアイスクリームショップ「ハンフリー・スロコム(Humphry Slocombe)」と共同で、次の3つのフレーバーの中から、乗客に機内で提供してほしいフレーバーにツイッター(Twitter)で投票するよう、利用者らに呼び掛けている。

・焦がしバターとブルーベリー・グレーズが入った「バター・バイ・ムーンライト(Butter by Moodlight)」
・バナナクリーム、スイートシナモン、砕いた「レッド・ホット(Red Hot)」キャンディーが入った「レッド・ホット・バナナ(Red Hot Banana)」
・レモン・シトラス・シャーベットにバニラ・マシュマロ・クリームを織り交ぜ、ココナッツで仕上げた「ココナッツ・ブロンド・アンビション(Coconut Blond Ambition)」。ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長へのオマージュだ。

 選ばれたアイスは今月4日からファーストクラスの乗客への提供が開始される。(c)Relaxnews/AFPBB News