■ヴァーチュー/モイア組も欠場を表明

 また、ソチ五輪のアイスダンス銀メダリストで、2010年バンクーバー冬季五輪では金メダルに輝いているテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組も欠場を表明した。

 アイスダンスではヴァーチュー/モイア組のライバルである米国のメリル・デイビス(Meryl Davis)/チャーリー・ホワイト(Charlie White)組も出場を辞退している。

 ヴァーチューは、「私たちは(五輪での)自分たちのパフォーマンス、ショートダンスとフリーダンスの両方に満足しましたし、五輪で得た経験に感動を覚えました」と語った。

「このまま今季を終えることが正しい道と思います。そして、この2つのプログラムに別れを告げることが適切であると判断しました」

 ヴァーチュー/モイア組は、来季も競技に出場するかどうかは明言しておらず、モイアは将来の計画についてもう少し時間をかける意向だが、スターズ・オン・アイスのツアー中に「明確な答えが見つかる」ことを期待していると明かした。

「リンクに戻って競技に臨もうとする熱意がどれだけあるのかを確認し、自分たちの状況を見極めたいと思います。それには時間をかけた上で、その時の自分たちの考えに委ねます」

(c)AFP