【3月3日 AFP】韓国・聯合(Yonhap)ニュースによると、北朝鮮は3日、 短距離弾道ミサイル2発を日本海に向けて発射した。

 北朝鮮は、毎年恒例の米韓合同軍事演習が開始された数日後の先月27日にも、短距離ミサイル「スカッド」4発の発射実験を実施しており、韓国は「意図的な挑発」だとして非難していた。

 韓国国防省によると、この時発射されたスカッドミサイルの射程は、短距離ミサイルとしては長い300~800キロと推定される。この射程は、韓国の全域が収まる距離だ。

 北朝鮮が周辺地域で毎年実施される軍事演習への不満などを表明する手段として、こうした実験を行うのは珍しいことではなく、韓国は北朝鮮のミサイル発射を公表しないこともしばしばある。(c)AFP