【3月3日 AFP】第86回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式は2日、米ハリウッド(Hollywood)で開催され、『それでも夜は明ける(12 Years a Slave)』のルピタ・ニョンゴ(Lupita Nyong'o)が助演女優賞を受賞した。

 同部門にはその他、『ブルージャスミン(Blue Jasmine)』のサリー・ホーキンス(Sally Hawkins)、『アメリカン・ハッスル(American Hustle)』のジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)、『8月の家族たち(August: Osage County)』のジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(Nebraska)』のジューン・スキッブ(June Squibb)がノミネートされていた。

 ニョンゴは、自身にとって長編映画デビューとなった本作で、白人農園主から性的に虐待を受ける奴隷パッツィーを演じ助演女優賞を手にした。メキシコ生まれのケニア育ち。米エール大学(Yale University)で演技を学び、1日に31歳の誕生日を迎えたばかり。わずか1年ほどで、ほぼ無名女優からハリウッドの一流スターの仲間入りを果たし、スクリーンでの熱演と完璧なファッションセンスの双方で称賛された。

 総立ちの観客から拍手を送られる中でオスカー像を受け取ったニョンゴは、涙ぐみながら「私の人生の多くの喜びには他の人たちの苦しみがあることを、一瞬でも忘れてはいけない」と演説。「この黄金の像(オスカー像)が私や全ての子どもたちに気付かせてくれる。出身がどこであっても、夢はかなうことを」

 ニョンゴは同じ役で、第20回米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards)も受賞している。(c)AFP/Peter MARTELL