【3月3日 AFP】男子テニス、世界ランク6位のトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)が、4月4日から日本で行われる国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)の準々決勝を欠場することが明らかになった。

 前年王者のチェコは、国内ランク1位のベルディハを欠いて日本戦に臨むことを余儀なくされた。

 チェコを率いるヤロスラフ・ナブラチル(Jaroslav Navratil)監督は、自国代表チームのフェイスブック(Facebook)上で、欠場するという「トマスの決断を了解するとともに尊重する」とコメントしている。

 チェコは、28歳のベルディハとベテランのラデク・ステパネク(Radek Stepanek)の活躍で2012年からデビスカップ2連覇を果たしており、先月行われた今大会のワールドグループ1回戦でも両者がチームに貢献しオランダを下している。

 地元メディアは、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2014)終了後、ベルディハが今後のデビスカップすべてを欠場することになったと報じているが、代表チーム側は欠場するのはあくまで準々決勝の日本戦のみだと強調した。

 1日に行われたドバイ・テニス選手権の決勝で、ベルディハは大会第4シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に6-3、4-6、3-6で敗れており、自身の11連勝という記録もここで途絶えてしまった。(c)AFP