【3月3日 AFP】スキージャンプW杯2013-14は2日、ルーマニアのルシュノヴ(Rasnov)で女子個人第15戦が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)が今季12勝目を挙げた。

 前日行われた第14戦でW杯総合優勝を決めた高梨は、230.4点で勝利し、ソチ冬季五輪でメダルを逃した失望を完全に払拭した。

 高梨は今季4戦を残し、合計1420ポイントを手にしている。

 試合後、高梨は「今日のコンディションは昨日と全く違っていました。風向きが変わって難しかったですが、そういた状況の中でもうまくジャンプできました。この週末を前に決めていた目標を達成できてうれしいですが、次の大会に集中しています」と語った。

 2位には220.0点で米国のジェシカ・ジェローム(Jessica Jerome)、3位には212.3点でイタリアのエベリン・インサム( Evelyn Insam)が入った。(c)AFP