【2月28日 AFP】仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」の取引所で東京に拠点を置く「マウントゴックス(MtGox)」が28日、経営破たんし、東京地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。時事通信(Jiji Press)などによると申請は受理された。

 これに先立ち、米連邦地検が同社に召喚状を送ったと報じられていた。

 マウントゴックスは数百万ドル分のビットコインが盗まれ消失したとして、取引を停止していた。同社のウェブサイトは25日から表示されなくなり、投資家にとって巨大な損失となる恐れが出ており、世界の仮想通貨ユーザーの間で警戒感が広がっている。

 マウントゴックスは今月上旬、ビットコインを支えているシステムの不具合を理由に引き出しを停止していた。(c)AFP