【2月27日 AFP】ソチ冬季五輪での練習中に重傷を負い、入院を余儀なくされていたロシア代表フリースタイルスキー選手のマリア・コミサロワ(Maria Komissarova)は26日、腰から下の感覚がないことを明らかにした。

 23歳のコミサロワは女子スキークロスに出場を予定していたが、コースでの練習中に脊椎を骨折し、治療のためドイツに送られた。コミサロワのけがは、今大会で起こった事故の中でも最悪のものになってしまった。

 コミサロワは事故後、ロシアとドイツで複数回にわたり手術を受けているが、術後の経過について詳しい情報は発表されていない。

 しかし、コミサロワは自身のインスタグラム(Instagram)で腰から下がまひしていることを明かすメッセージを投稿した。

「おへそから下の感覚がありません」

「でも、私は強い人間です。絶対にいつか、再び立ち上がってみせます」

 コミサロワは、「どこから始めたらいいのか分からないけど、みんなから逃げたくない。みんながたくさん応援してくれるから。ありがとう」と感謝の言葉も贈っている。