【2月27日 AFP】英人気アイドルグループ、「ワン・ダイレクション(One Direction)」のメンバー、ルイ・トムリンソン(Louis Tomlinson)は26日、イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のドンカスター・ローヴァーズ(Doncaster Rovers)対ロザラム・ユナイテッド(Rotherham United)のリザーブマッチに出場し、多くのファンにとって夢のような時間を過ごした。

 この試合は、イングランド北部にあるブルーベル・ウッド・チルドレンズ・ホスピス(Bluebell Wood Children's Hospice)への支援活動の一環として行われ、トムリンソンは後半20分から途中出場した。

 週の中日に行われた、下部クラブのリザーブマッチとしては異例の約5000人がトムリンソンを一目見ようと会場に押しかけ、中には遠くメキシコから来たファンなど、サッカー観戦よりもコンサートの方がなじみ深いファンが多くいた。

 この日、トムリンソンはまず支援活動を行うホスピス施設へ赴き、新生児のときにここへ送られ、終末期医療を受けるようになってみるみる回復に向かっているという1歳のハリソン・エルマー(Harrison Ellmer)ちゃんと対面した。

 ハリソンちゃんは生後3週間で髄膜炎に感染し、担当医にあと数日の命と余命を宣告されたが、1歳になる今も存命しその診断を覆している。

 トムリンソンは言う。

「ハリソンの物語は凄い。ハリソンとそのご家族に会うことは、僕に活力を与えてくれる。彼らがどれだけ苦しい時間を過ごしてきたか、僕には考えられない」

「ブルーベル・ウッドは多くの子どもを救う素晴らしい場所だ。ここの後援者になり、資金集めに協力できて光栄だよ」

 トムリンソンのデビュー戦で、ファンは7ポンド(約1200円)の入場料を支払っており、ここでの収益はすべてホスピスに送られる。(c)AFP