医療用マリフアナが一大産業に、カナダ
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■小都市に雇用創出
ツイード社は現在20人のスタッフを雇用しているが、将来的に200人の雇用を見込んでいる。ハーシーの工場が閉鎖したときに失われた600人分の雇用を穴埋めするまでには至っていないが、同社では50万平方メートルの敷地をその他の商業目的でリースすることも計画している。
人口9000人のスミスフォールズはツイード社を歓迎している。市長のデニス・ステープルズ(Dennis Staples)氏によれば、ここ数年間、スミスフォールズは深刻な経済問題に直面してきた。ツイード社が現れなければ、工場は取り壊され、近年1700件の職が失われた町は、重要な工業生産力も失っていただろう。ステープルズ市長は「ツイードが来たおかげで惨事を免れた」と喜びを隠せない様子だ。
最低2年分の事業資金を用意できているというツイード社。「じきに収益も出るだろう」というリフィシ氏はさらなる資金の調達先を積極的に探している。「投資をしてくれそうな人物とコーヒーショップで商談するときには、ささやき声で『マリフアナ』と言ってしまうんだ」とリフィシ氏は笑う。工場見学に地元の警察署長を案内したときには「ものすごく変な気がした」ともいう。
リフィシ氏にとっての次の大きな挑戦は集客だ。医療用マリフアナは規制薬物であるため、カナダでは広告が禁じられている。そこでメディアへの露出に大きく頼っている。また知名度を高め、資本へのアクセスも容易にできることから、カナダ・ベンチャー証券取引所(Canadian Venture Exchange)への上場も準備している。「証券取引所に初めて上場するマリフアナ栽培企業になるはずだ」とリフィシ氏は述べた。(c)AFP/Michel COMTE